森づくりフォーラム・ニュース

2018年4月10日 イベント森林と社会と暮らし

【募集】2018年5月20日(日)連続講座特別回「森から人へ 人から森へ ~ 森をめぐる経済のこれから~」を開催

■2018年5月20日(日)連続講座特別回
「森から人へ 人から森へ  ~森をめぐる経済のこれから~」
講演 内山 節(哲学者、森づくりフォーラム代表理事)
   赤堀 楠雄さん(林材ライター)

 近年、森林価値の見直しと、資源利活用促進の機運が高まっており、6次産業化や地域復興をめざすソーシャルビジネス等の台頭により森林をめぐる新たなサービスや取り組みへの期待がある一方で、バイオマス発電による大規模な森林伐採のリスクが生じている等、森をめぐる経済が変革期を迎えています。

 内山節は、これまでに自然と労働の関わりや共同体に関する考察を深め、明治期以降の金融経済を基盤とした個人主義的な社会の在り方から脱却し、自然と人とが確かに関係しあい、共生していくための地域コミュニティの再創造が不可欠と説いています(「新・幸福論」より)

 森と人とが再度強く結びつきあい、共生していくにあたって森をどのように活かし、守っていくべきでしょうか。また地域を支えるコミュニティの一員としての市民ができることは何でしょうか。森をめぐる経済を起点に、考え、議論したいと思います。

【開催日】 2018年5月20日(日)13:30~17:00
【講 師】  内山 節(哲学者、森づくりフォーラム代表理事)
 赤堀 楠雄(林材ライター)
【会 場】 林友ビル 6階 大会議室
アクセス→https://bit.ly/2IJjaFe
【参加費】 一般:1,000円 森づくりフォーラム会員・学生:500円
【申し込み】 申し込みフォームから
【講演者プロフィール】
 

 1970年代から東京と群馬県上野村の二重生活を続けながら、在野で、存在論、労働論、自然哲学、時間論において独自の思想を展開する。2016年3月まで立教大学21世紀社会デザイン研究科教授。著書に『新・幸福論 近現代の次に来るもの』『森にかよう道』『「里」という思想』『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』『戦争という仕事』『文明の災禍』ほか。2015年冬『内山節著作集』全15巻が刊行。

 

 1963年生まれ、東京都出身。林業・木材産業関係の専門新聞社勤務を経て1999年からフリー記者として森林、林業、木材、住宅などに関する取材・記事執筆に従事している。現在、「現代林業」(全林協)、「木材情報」(日本木材総合情報センター)、「森林組合」(全森連)などに連載中。長野県上田市在住。
 著書に「林ヲ営ム 木の価値を高める技術と経営」(農山漁村文化協会)、「図解入門 よくわかる最新木材のきほんと用途」(秀和システム)、「変わる住宅建築と国産材流通」(全国林業改良普及協会)、「有利な採材・仕分け実践ガイド」(全国林業改良普及協会、編著)等がある。

チラシ チラシデータ(PDF)
【主 催】 NPO法人森づくりフォーラム・森林社会学研究会
【事務局】 森づくりフォーラム内
〒113-0033 東京都文京区本郷2-25-14 第1ライトビル405号
TEL. 03-3868-9535 FAX.03-3868-9536
E-mail:office@moridukuri.jp

【申し込み】

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