森づくりフォーラム・ニュース

2017年11月1日 イベント森林と社会と暮らし

2017年12月2日(土)連続講座第10回「森から人へ 人から森へ ~ シシ荒れから見た森林~」を開催

■シシ荒れから見た森林

  今、森林率が7 割り近くを占める日本のあちこちでイノシシやシカ、クマといった野生動物が出没し、その生息数の増加、生息域の拡大によって「獣害= シシ荒れ」という社会問題が発生しています。問題の背景には、森林の様相が変化するとともに、これら野生動物たちの生活も変化していることがあるように思われます。
 野生動物と人との関係から、今後日本の森林はどのように整備・管理・デザインされていけばよいのでしょうか。マタギをはじめとした先人の狩猟採集文化・活動を研究し、現在の野生動物保護管理問題についても研究をされている田口さんにお話しいただきたいと思います。

【開催日】 2017年12月2日(土)14:00~17:00
【講 師】 田口 洋美(狩猟文化研究所代表/ 東北芸術工科大学 教授)
【会 場】 TKP神田ビジネスセンター C702会議室
アクセス→https://goo.gl/3jgtb4
【参加費】 一般:1,000円 森づくりフォーラム会員・学生:500円
【チラシ】 チラシデータ
【申し込み】 申し込みフォームから
【講演者プロフィール】

   1957 年茨城県生まれ。専攻は民俗学、文化人類学、環境学。20 代半ばに映画製作スタッフから研究者へと転身し、中部東北日本の狩猟文化研究で業績をあげる。山と人と動物を知る異色のフィールドワーカー。
  豊かな森林が育む生物多様性を基盤とした先人の狩猟採集活動について歴史社会的な文脈を重視しながら技術や行動といった具体的視点から研究。
  近年はロシア極東、シベリア地域の先住民族研究や野生動物の保護管理問題などに着
手している。主要著作に『越後三面山人記- マタギの自然観に習う-』『マタギ- 森と狩人の記録-』など。

【聞き手】 松下 芳樹(NPO法人森づくりフォーラム理事)
1992 年に「どんぐり銀行」活動の創設に係り、香川県の水源地、早明浦ダム上流の高知県大川村で水源の森づくりに参加。第5 回「森林と市民を結ぶ全国の集い」実行委員長。
【主 催】 NPO法人森づくりフォーラム・森林社会学研究会
【事務局】 森づくりフォーラム内
〒113-0033 東京都文京区本郷2-25-14 第1ライトビル405号
TEL. 03-3868-9535 FAX.03-3868-9536
E-mail:office@moridukuri.jp

 【申し込み】

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