<<フォレスト21さがみの森では、毎月第2土曜日・第4日曜日に定例活動を
実施しています。森林での林業体験や自然観察などにご関心のある方は、
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【2017.1.14 8:30~12:30 さがみの森定例活動レポート】
今日は2017年最初の活動日。寒さが厳しい。天気は快晴。8時30分、橋本駅南口に集合。2台の自動車に分乗して、さがみの森へ向かう。道路は空いている。相模原インターチェンジ付近の気温の表示は2℃、遠くの山には白い雪が見える。
林道に入り進むと、土場の近くのヘアピンカーブの上で岩の崩落があり、大きな岩は動かせないぐらい大きい。動かせる岩を取り除き、歩いて土場へ到着。
日陰にはわずかの雪も残っていた。今日は風がないので、寒さもしのぎやすい。
今日の参加者は14名。小屋の中は先着のKさんが薪ストーブを焚いており、暖かい。作業の身支度をして、Mさんの音頭で準備体操。堅くなっている身体を引き延ばす。
今日の作業は、中道沿いの枝打ち、除伐などと落岩の片付け。それぞれが作業場所へ向かう。落岩現場では、柄の長い大きな鉄のハンマーで岩を叩き割る。思ったよりもよく割れて、大きな岩も片付けられた。
枝打ちはムカデ梯子でヒノキの下枝を払う。中尾根のあたりも枝打ちが進み、見通しがよくなった。
以前に大きな土砂崩壊を起こした場所にも登ってみる。谷道から階段を100mほど進んだあたりで、斜面はしっかり落ちついている。植栽したオオバヤシャブシが何本か生育している。ウリハダカエデの若木も生育中である。オオバヤシャブシにはツル植物の太いボタンヅルが絡みついて、倒れかかっていた。倒れかかっている細い樹木は伐採して、下の植物が育つように片付ける。
谷道の右側にはまとまったイロハモミジが群状に生育してきたが、その中に上が折れた棒状のクリがある。Oさんから、この木を伐採して、イロハモミジでまとめてはどうかとの提案があった。検討する価値があり、今後相談していきたい。
今日の作業は12時で終了。土場に戻り、道具の手入れをして、片付ける。帰り道の林道の北向き谷間に「シモバシラ」が出来ていた。地表面にできるものではなく、シソ科植物の茎が水を吸い上げ、それが寒さで順次凍り、きれいな縞の氷となっている。今年の物はまだ小さい。写真を撮る。
帰り道は順調に進む。相模原インターチェンジの気温は6℃。気温はあまり上がらない。橋本駅には13時過ぎに到着。
今日はその後、居酒屋で新年会。作業には参加できなかったが、新年会だけ参加する人もやって来て、ビールと焼酎、日本酒、ウーロン茶などで盛り上がりました。