森づくりフォーラムは創立30周年を迎えました!
森づくりフォーラムは創立30周年を迎えました!
森林や森づくり活動に興味・ご関心の上、森づくりフォーラムの
取組にもご関心をいただき、ありがとうございます。
森づくりフォーラムは2025年6月に創立30周年を迎えました。
NPO法人格取得したのは2000年で、こちらも節目となる25年目にあたります。
ここまで活動を続けてこれたのも、ひとえにご支援・ご協力いただいている皆さま、
事業をともにするパートナー団体の皆様、そして全国各地域で森づくりに取り組む
森づくり団体の皆さまのご協力・協働のおかげでございます。
私たちが運営する市民参加の森づくりフィールド「フォレスト21さがみの森」も、
約30年前に植林から森づくり活動をスタートしました。
下の写真は1998年当時の植林活動の様子です。
同じ場所から、2025年現在の「さがみの森」のフィールドを撮影したのが、
下の写真です。ここはヒノキ林となります。いまも育林活動を継続しています。
これからも引き続き、多様な市民がより積極的・主体的に、
より多く参加する森づくりを推進してまいります。
法人化25周年に寄せて、森づくりフォーラム代表理事の
哲学者・内山 節からのメッセージをご紹介いたします。
『創立30周年に寄せて』
内山 節(NPO法人森づくりフォーラム 代表理事)
森づくりフォーラムをNPO法人化したのは、
各地に生まれた森林ボランティア活動が広がりをみせはじめた頃だった。
森林ボランティアといっても、そこにはいろいろな傾向がある。
林業ボランティア的なグループもあるし、
環境教育的な活動をしているところも、
森林の役割や手入れの必要性を都市市民に伝えていく
役割に重心を置いている組織もある。
そういうさまざまな森林ボランティアグループが緩やかにネットワークを組みながら、共通の思想をつくるという課題を森づくりフォーラムは背負っていた。
そこから生まれてきたのが、森とともに暮らす社会をつくるという言葉だった。
森とともに暮らし、森とともに生きる。
それが実感できる時代の創造に向けて、
30年前、森づくりフォーラムは歩み出した。
(2025年5月 内山 節)
環境教育的な活動をしているところも、
森林の役割や手入れの必要性を都市市民に伝えていく
役割に重心を置いている組織もある。
それが実感できる時代の創造に向けて、
30年前、森づくりフォーラムは歩み出した。
(2025年5月 内山 節)