森づくりフォーラム・ニュース

2024年6月20日 イベントお知らせ森林と社会と暮らし

【参加費無料】2024年5月26日(日)「森林環境譲与税」は森と人とをつなぐことができるのか?

お申し込みはこちらから

「森林環境譲与税」は森と人とを
つなぐ
ことができるのか?

実施日 :2024年5月26日(日)14:00~16:30予定
実施形式:オンライン配信(Zoomウェビナー)
参加費 :無料

2024年4月から、市町村において個人住民税均等割と併せて
1人年額1,000円が徴収される「森林環境税」。
その税収の全額が国によって「森林環境譲与税」として
都道府県・市町村へ配分されます。

2019年度からスタートしている「森林環境譲与税」の使途は、
各市町村のHPで公表されているほか、林野庁HPには
全国の取組状況・代表事例等が公開されています。(※1)

一方、昨年度「森林と生活に関する世論調査」では、
1年間で森林に行った回数が「0」との回答が約半数を占めており、
そもそも森林に関わる活動への市民の関心が高いとはいえない状況です。(※2)

また本税制度の認知率においても、2022年東京都が都民を
対象に行ったアンケート調査(※3)では8割近くの人が
「森林環境税を知らなかった」と答えている状況にあります。

森林環境税を活用し、森林保全・利活用といった活動に
市民の参加を促進していくためにはどうすればよいでしょうか。

各地域において森林環境税の使途検討に関わる、
または森林環境税を活用した事業に取り組んでいる
森づくり市民団体の事例を中心に議論いたします。

※1 森林環境譲与税の取組状況/林野庁
※2 森林と生活に関する世論調査(令和5年10月調査)
※3 令和4年度第5回インターネット都政モニターアンケート結果東京の森林・林業

日 時 2024年5月26日(日)14:00~16:30
参加費 無料
参加方法 zoomウェビナーによる配信を予定しております。
※お申し込みいただいた方には、視聴URLをご案内いたします。
アーカイブ視聴は森づくりフォーラム会員のみに限ります。
 ご入会はこちらから:https://moridukuri.jp/member/index.html
申し込み https://kankyozei-mori.peatix.com/view

登壇者

 

 

 

井上 有加 さん
(株)井上建築 取締役/林業女子会@高知 代表)

京都府出身。大学在学中に「林業女子会」を立ち上げ、現在も林業女子会@高知代表として、女性目線から林業の普及啓発とネットワークづくりの活動をしている。前職では林業系コンサルを経て、現在は工務店経営に携わる傍ら、安芸市の森林環境税の用途を検討する委員を兼任。森林所有者・森林組合員でもあり、3歳児の子育て中。

後藤 洋一さん
(NPO法人 樹木・環境ネットワーク協会 事務局長)

1981年生まれ。創価大学生物工学科在学中、ホタルの保全活動に取り組む。環境教育活動をめざしインタープリターとして活動。2010年にNPOへ転職。里山保全と環境教育を実践している。側ら、日本ホタルの会理事、一般社団法人スマート理事も務めている。

松浦 成夫さん(認定NPO法人 時ノ寿の森クラブ 理事長)

妻と始めた静岡県掛川市倉真の廃村跡再生の取り組みを持続するため、2006年に団体を発足。その後NPO法人を設立し2021年に認定NPO法人となった。現代の子どもたちにも自然の中で生きる力を身に着けてもらいたいと願い、林業の成立しない森林を市民や企業と共に守り利用し、豊かな森林を未来につなぐことが初心であり、今後のビジョンとして取り組んでいる。

主 催

連続講座「森から人へ 人から森へ」 第33回
森林社会学研究会/NPO法人森づくりフォーラム
★本イベントは令和5年度「緑と水の森林ファンド」助成を受けて
実施します。

 事務局 NPO法人 森づくりフォーラム内
E-mail:office@moridukuri.jp
★森と未来を一緒につくりませんか?
森づくりフォーラムは、「森とともに暮らす社会」つくる仲間を募集しています。
入会のご案内

※会員の皆さまには、当法人主催イベントの割引や、講座・シンポジウムの記録をまとめた冊子・活動のレポート等をお渡ししております。