森づくりフォーラム・ニュース

2018年3月5日 イベント森林と社会と暮らし

2018年4月7日(土)連続講座第11回「森から人へ 人から森へ ~ 次世代林業家から見た森林~」を開催

■2018年4月7日(土)連続講座第11回
「森から人へ 人から森へ 」
講演 谷 茂則さん(谷林業株式会社 社長)
   ~次世代林業家から見た森林~

  江戸時代より日本全国の林業の模範地とされた吉野林業ですが、現在吉野材の木材価格は低迷し、また後継者不足などから大きな岐路に立たされています。そんな中、吉野で300年以上経営を続けている「谷林業」の取り組みが注目されています。

 奈良県南部の吉野郡内にスギ・ヒノキの人工林を約1500ha、奈良北部の北葛城郡周辺に約30haの雑木林を所有・管理している谷林業は、林業家としての仕事も継続しながら、「町で木を使う人が増えるしくみづくり」の必要性から都市での活動も始め、20~30代の社員も新たに採用する等、多角的な事業に取り組んでいます。谷林業の谷 茂則さんに、現在の取り組みや今後のヴィジョン等について伺いたいと思います。

【開催日】 2018年4月7日(土)14:00~17:00
【講 師】 谷 茂則(谷林業株式会社 社長)
【会 場】 文京シビックセンター 5階区民会議室A+B
アクセス→https://goo.gl/Wif5gp
【参加費】 一般:1,000円 森づくりフォーラム会員・学生:500円
【チラシ】 チラシデータ
【申し込み】 申し込みフォームから
【講演者プロフィール】

 大学卒業後、父親が代表を務める谷林業(株)に入社。約10年をかけて同社の財務基盤を徹底的に整理し、体質を強化。その間に、税理士、宅地建物取引主任等の資格を取得。
 その後、作業道開設を含め実際に現場で林業に従事し、林業関係資格を10以上取得。また、若くして意欲のある人材を幅広く募集し、同社にこれまで20歳代、30歳代の5人を新たに社員として採用してきた。
 陽楽の森プロジェクト発起人。日本林業の未来を信じ、斬新な視点で人材の発掘をはかる。

【聞き手】 相川 高信(林業政策アントレプレナー)
 京都大学にて森林生態学を専攻後、民間シンクタンクにて、森林・林業分野の調査・コンサルティングに幅広く従事。2015年より「フォレスター・ギャザリング」を立ち上げ、運営メンバー。現在は公益財団法人にて、バイオエネルギーの政策研究を行う傍ら、全国の林業仲間との交流を続け、新たなレイヤーでの制度を探求している。2016年、人材育成をテーマに、北海道大学大学院農学研究院より博士号を取得。
【主 催】 NPO法人森づくりフォーラム・森林社会学研究会
【事務局】 森づくりフォーラム内
〒113-0033 東京都文京区本郷2-25-14 第1ライトビル405号
TEL. 03-3868-9535 FAX.03-3868-9536
E-mail:office@moridukuri.jp

【申し込み】

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