内山 節ライブラリーに、『森の記憶を共有する』を掲載しました。
『森林や林業の問題に深入りしはじめた頃、私は、農業や村の暮らしとの
関係で森のことを話すときの村人の柔和な表情と、林業問題を語るときの厳しい
表情との違いが不思議だった。おそらくそれは、記憶の違いからきているのだろう。
前者は何千年も、おそらくは人類の誕生以来つづいてきた森と人との関係である。
だから村に暮らす人の体の奥深くに根付いている記憶とともにある。』
古来暮らしの中で人々が関係をつくってきた森との記憶。
本エッセイで内山は、たとえ都市のなかで暮らしていても、
この記憶を共有し、どうすべきかを考えていくことが必要なのでは
ないかと説いています。
内山節ライブラリー:『森の記憶を共有する』
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2023年6月20日
『森づくりをはじめよう!~森づくり初心者向けまとめ~』