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2015年4月28日 お知らせフィールド活動さがみの森

【フォレスト21さがみの森】2015年4月26日活動レポート

<<フォレスト21さがみの森では、毎月第2土曜日・第4日曜日に定例活動を
 実施しています。森林での林業体験や自然観察などにご関心のある方は、
 ぜひご連絡ください。>>  
 contact→sagami●moridukuri.jp(●を@に変えてください)

 

【2015.4.26 フォレスト21さがみの森 定例活動レポート】 

4月26日(日)、今年はサクラの季節に天候不順で雨が多かったが、今日は晴れて暖かくなった。橋本駅南口に8時30分集合。15人が集まる。女性も3人参加。

 2台のレンタカーで駅を出発。順調に進み、相模川を渡ると、圏央道の相模原インタチェンジが3月30日に完成、供用されて、新しい道路が開通していた。大きな道路が城山の山腹を通り、台地の上につながった。曲がりくねった狭い山道を通らないで済むようになり、現地までの到達時間も少し短縮された。

 林道のゲートを入るとさわやかな緑が目に飛び込んでくる。ガタガタ道をゆっくり進み、土場に到着。荷物をおろし作業の準備。手洗い用の水はいつもYさんがポリタンクで用意してくれる。そして準備体操。Mさんが音頭をとる。しっかりと体を伸ばす。

 今日の作業は作業路の整備。来月のイベントで、下の仙洞寺駐車場から土場まで歩くというので、その道を確認し、崩れた場所や壊れた階段を治す作業である。

 土場から歩いてみると、作業路はかなり傷んでおり、崩れて穴が開いている場所もあった。とりあえず、下の竹林まで下り、倒れた竹を片付ける。そして、谷を渡る部分では、除伐してあった丸太を4本並べて、小さな橋をかける。その続きの階段も杭と横木で作る。周りは大きく生育したスギ林であるが、傷んで幹折れや倒木もあり、片付ける。急勾配の作業路部分も段状に削って歩きやすくする作業を行なった。

 そうこうするうちに早、昼。谷から土場へあがってくる。これがなかなか大変。身体が重く、日ごろの運動不足が響く。

 土場は風が冷たいので、大部分の人は小屋の中で昼食。SさんやYさん持参のチョコレートなどもいただく。話題は健康、体調のこと。

 土場の北西側の斜面にはウワミズザクラの白い花が見られた。3月に崩壊斜面に挿し木したアオキも何本か活着していた。午後は、引き続き作業路整備のグループと仙洞寺山方面の自然観察グループに分かれる。

 作業路整備では急傾斜部分で腐朽した杭を補強したり、階段部を治したりした。隣接部の谷の部分が荒れており、石を並べて補強した。

 自然観察グループは仙洞寺山山頂まで行く。途中でヤマザクラがまだ咲いているのを観察。ナガバノスミレサイシンの若葉の群落やクサイチゴの白い花なども見られた。残念な報告として、冬の初めに野鳥の巣箱を10個余りかけたが、1個が落ちており、中にはコケに包まれた卵が3個あったとのこと。もっとしっかり留めなくてはとの反省。

 14時30分を過ぎて、作業は終了。土場に戻り、道具の手入れと片付け。簡単な報告、連絡をして15時過ぎに終礼。それぞれの自動車に分乗して、山を下る。順調に進むが、相模川を渡ったあたりで少し渋滞。でも3月の時よりはずっと少なく、16時過ぎに橋本駅に到着。そしていつもの反省会会場の居酒屋へ。しばらくぶりに10名以上が参加し、ビールで乾杯、宴が続きました。

道づくり作業中

階段づくり

木の橋をつくる

杭をつくる

仕上がってきた作業道

 

報告:坂場光雄(フォレスト21連絡協議会)

 

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