森づくりフォーラム・ニュース

2013年11月7日 お知らせフィールド活動さがみの森

【フォレスト21さがみの森】2013年10月27日活動レポート

<<フォレスト21さがみの森では、毎月第2土曜日・第4日曜日に定例活動を
 実施しています。森林での林業体験や自然観察などにご関心のある方は、
 ぜひご連絡ください。>>  
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【2013.10.27 8:30~16:00 さがみの森定例活動レポート】

 10月27日(土)8時30分、橋本駅南口に集合。 BOX型レンタカーと乗用車に分乗して、さがみの森の現地へ。30分余りで到着。今日の参加者は橋本駅集合が11名、現地集合が3名で14名。初めての参加者は1名。

ここしばらくは台風の接近もあって雨が多かった。昨日までは台風の影響で雨も降ったが、台風は東にそれて天気は晴。朝の気温は10℃台でだいぶ涼しくなってきた。身体を動かすにはいい季節になった。長袖シャツだけでは涼しいので、ジャンパーを着込む。水場と呼んでいる小さな沢には、水が音をたてて流れていた。

 作業の身支度は、林内が昨日までの雨でぬれていそうなので、雨合羽を着込む。防寒にもなる。ヤマビル除けにテープを地下足袋や長靴にまいて、順備完了。そして、体操。今日はいつものYさんが休みで、Sさんがラジオ体操風でリード。

 今日の作業は、前回の続きの林道下植林地のツル切り、除伐作業と土場東側の林床の刈り払い整備。林道下はヒノキ植林地であるが、ヌルデやキブシ、ヒメコウゾなどの広葉樹とフジやクズ、マタタビ、アオツヅラフジ、ボタンヅル、ノササゲなどのツル植物が絡みついている。これらを切りながら、林床にまとめて片付ける。


広葉樹に絡みついたアオツヅラフジ

 初めて参加のYさんに、この木を切って、次はその木とどんどん切ってもらう。若いので、元気である。ツルが絡んでいる木は倒すのがたいへん。絡み付いて根元を切っても倒れない。さらに幹を途中から切って全体を軽くして少しずつ、ツルを切っていく。

 林内は思ったよりぬれていない。急斜面を動いていると汗がでる。雨合羽を脱いで、水を飲みながら作業を続ける。そして、作業終了の合図があり、運動不足で重い身体をもてあましながら、谷沿いの急な作業を登って土場へ戻る。

 昼食はさわやかなテントの下で、おむすびと魚肉ソーセージをかじり、トマトジュースで流し込む。上を見ると、テントを鉄枠に縛り付けているヒモの部分がちぎれて、テントのシートがゆるみ、大量の水が溜まっていた。食事終了後、これを押し上げ、流し出す。干しておいた作業服に水がかかり、びっしょりとなる事件も発生。

 午後も引き続き、除伐とツル切りを進める。林間に生えている広葉樹は、光を求めて斜めに生育しているものが多い。これらにツルが絡みついて、視界をさえぎっていたが、作業が進むと、下側の作業路までの見通しもきくようになってきた。

 土場の東側では、林床の片付けとともに、一部の枝打ちも行なわれ、下の方の植林木が見えるようになってきた。

 午後の作業も終了。道具の手入れをして、片付ける。ヤマビルは活動がにぶくなって1匹だけ見つけ、塩漬けにした。新人のYさんの感想は、次から次への作業指示で、休む暇もなく大変だった。でも、月に一度ぐらいは参加したいとの感想があった。そして終礼。

 自動車に分乗して橋本駅に16時過ぎに到着。いつもの居酒屋に駆けつけ、反省会。今日は昼の気温が20℃ぐらいとの予報どおりさわやかな1日でした。

報告:坂場光雄(フォレスト21連絡協議会)

 

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