<<フォレスト21さがみの森では、毎月第2土曜日・第4日曜日に定例活動を
実施しています。森林での林業体験や自然観察などにご関心のある方は、
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【2017.2.26 8:30~16:00 さがみの森定例活動レポート】
朝から良い天気になった。二十四節気の雨水(2月18日)は過ぎたが、まだまだ寒い。雨水は「雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水となる」と解説がある。日差しは少しずつ強くなっている。
8時30分、橋本駅南口に集合。13名が集まる。自動車に分乗して出発。西へ向かう。緑区役所隣の公園ではピンクのカワヅザクラが満開。相模原インターチェンジ付近の気温は7℃。思ったより気温が上がっている。ウメの白い花も道路沿いのあちこちに見られるようになった。道路は空いており、順調に進む。
林道に入ると、道路わきの崖から10~20cmほどの岩塊が何か所かに落ちている。片付けながら進み、中腹の土場に到着。
作業の身支度をして、Mさんの音頭で準備体操。身体をほぐす。今日の作業は間伐、枝打ちなど。ノコギリ、梯子、ロープなどを準備して、ヒノキ植林地へ出発。
間伐木は高さ10m、直径が15cmほどになっている。混み合っているので、隣の樹に引っかかって倒すのが大変だったという話を聞いた。枝打ちは1本梯子やロープに足場がついている器具で登り、作業を進めた。私は樹木の名札の切れているひもを付け替える。山道を上り下りすると、けっこう疲れる。中尾根には20年前に植えられたウメが花を付けていた。
昼になって山を下るときに、伐採した間伐木を2人で引きずって小屋まで運んでいたが、生木は重いので、なかなか大変そうだった。
体調が悪いSさんは、ドラム缶でチャーシューづくり。味付けした肉塊をドラム缶の中に吊り下げ、底の炭火の上に鉄の傘を置き、じっくりと焼き上げる。待つこと2時間。ふたを開けると、あめ色になったチャーシューが出来上がっていた。
チャーシューは昼食の時に皆に振る舞われた。焼き肉のたれの味付けと聞いたが、おいしくいただいた。また、サツマイモをアルミホイルに包んで焼きイモが作られ、ご相伴に預かった。甘くておいしい。Mさんは短冊に切ったスルメイカを持参してきて、休憩小屋のストーブの上で焼き、皆に配られた。醤油味でおいしい。
午後も引き続き間伐、枝打ち作業。風が出てきて、寒い。何人かは尾根道の樹木の名札付け。主な樹木を確認しながら、名札を取り付けた。葉がなくても特徴があればわかる種類もあるが、あいまいなものは後回し。この辺りの樹木の種類は100種類以上もありそうだ。樹の肌だけでわかる種類もある。
14時30分を過ぎて、作業終了。土場へ戻ってくる。道具の手入れをして、片付ける。終礼で今日の作業を確認し、終了。15時過ぎに山を下る。2台目の自動車は、林道ゲート脇の柵が壊されていたので、応急補修。相模川を渡ったところで小さな渋滞があったが、16時過ぎに橋本到着。
いつもの居酒屋に駆けつけ、ビール、焼酎、日本酒でおいしい反省会でした。
報告者:坂場 光雄(フォレスト21連絡協議会)