<<フォレスト21さがみの森では、毎月第2土曜日・第4日曜日に定例活動を
実施しています。森林での林業体験や自然観察などにご関心のある方は、
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【2016.9.25 フォレスト21さがみの森 定例活動レポート】
9月25日(日)、昨日までは雨でどうなるかと思っていたが、雨は止んで曇り空。暑くはない。8時30分、橋本駅南口には9名が集合。自動車に分乗して、さがみの森に向かう。
順調に進み、9時過ぎにさがみの森の土場に到着。現地集合の2人を含めて11人の参加者。雨の後で湿っている。作業の身支度をして、準備体操。
雨上がりで斜面での作業は危ないので、今日の作業は小屋のまわりの片付けと補修。
ヘルメットは順次新しいものを買っているが、古いものはかたづけていなかった。初期に買った古いヘルメットは20年近くもたっている。ヘルメットの材質はいろいろあるが、FRP(ファイバーグラス・レインフォード・プラスティック)が多いようだ。これは熱硬化性樹脂製に分類され、インターネットで見ると、耐用年数は4~5年とある。思ったより劣化しやすいようだ。もったいないような気もするが、いざというときに役立たずではこまるということで、物置から取り出してまとめて処分することにした。Nさんが業務用ゴミとして片付けてくれることになった。
小屋のストーブの煙突を支える支柱は丸太で作ってあり、腐りかけていた。これを作りかえた。材料はKさんが準備してくれた。梯子を準備し、足場用のパイプを打ち込み、3本つないで煙突を挟み込んで仮止めした。その後、腐りかけた材木をはずした。太い釘でしっかり固定されており、解体もなかなか大変。固定のために途中に3本のパイプを止め、煙突を針金で固定して完成。しっかりした支柱が出来た。
休憩小屋の後ろ側のマキ置き場の支柱が腐り、倒れていた。これも解体した。屋根部分は鉄板が長いネジでしっかり固定されており、外すのに一苦労。柱は太いボルトで固定されており、はずれないので、丸太を切って片付けた。
12時、昼食時間。小屋ではストーブを焚いて、湿気をとる。それぞれが持参の昼食を食べる。
午後も片付け。板材を作るロゴソールの台が土場の端に置いたままになっていたので、道具小屋の脇に移動、片付けた。周辺に置いてあった丸太材も片付けて積み直す。乾いているので、思ったより軽くなっている。シイタケ榾木のまわりの金網ネットを補強した。
切りの良いところで、14時過ぎに作業終了。今回は林内に入らなかったが、2人がヤマビルに血を吸われた。そのほか、数人が身体にたかられたが、早期発見で塩をかけて処分した。この季節、小さなヤマビルが出てきている。
林道わきにはしろい大きなキノコが出ていた。小屋の前の林床にはイヌショウマの群落があり、白い花を付けていた。ゲンノショウコ、タイアザミ、シロヨメナ、キンミズヒキなどが咲き始めた。
15時前に帰途につく。小さな渋滞があったが、15時40分に橋本駅北口のレンタカー会社に到着。いつもの居酒屋へ集合、ビールと焼酎で反省会でした。
報告:坂場光雄(フォレスト21連絡協議会)