『森づくりフォーラム通信』No.293 2023年2月16日号
NPO法人 森づくりフォーラム
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1 森づくりフォーラムからのおしらせ
2 活動ほか おしらせ
3 気になる 森と緑と木と 関連情報
4 森の本・本の森 +□緑の映像
枝葉末節
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1 森づくりフォーラムからのおしらせ
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■内山節ライブラリー「非合理な価値」を公開しました!
https://moridukuri.jp/library/230216
■森づくりフォーラム団体会員の活動をご紹介します!
今回ご紹介するのは、岡山県岡山市で森づくりを行っている
「もりとくらしOKAYAMA」さんです。
https://moridukuri.jp/forumnews/introduction_2301.html
■森づくりに関わる助成金・交付金情報
https://moridukuri.jp/moridukuri/mori_jyosei_info.html
★「人工林の多様性を高める森づくり事例ガイド」公開中
https://www.moridukuri.jp/forumnews/210323.html
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2 活動ほか おしらせ
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■公立学校施設における木材利用状況 文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/sちhotou/zyosei/mokuzai/1412339_00007.html
■ネットゼロ宣言への国連報告書 日本語版・英語版
(ネットゼロ=温室効果ガスの排出量実質ゼロ)
https://japan-clp.jp/archives/13066
■2月19日・23日 第8回木育・森育楽会「木と森の、抗えない魅力・魔力を探る!」
https://www.mokumori-gakkai.org/
■2月21日(火) 13時~「緑の雇用」20周年シンポジウム 全国森林組合連合会
https://www.ringyou.net/20th/form/
■2月27日 森林産業コミュニティ・ネットワーク(FICoN)「森林ニュービジネスの可能性を探る」
オンライン https://www.ffpri.affrc.go.jp/event/2023/20230227ficon/index.html
■東京 2月28日(火)「森林サービス産業」フォーラム2023 会場+オンライン
内容と申し込み https://www.green.or.jp/event/fs_forum2023/
■東京 3月9日(火) green drinks Tokyo「森と関わって生きる」NPO法人グリーンズ
https://gdtokyo-forestcollege.peatix.com/
■3月10日・17日「協力・協働による地域づくり研修」 地球環境基金 オンライン
https://www.erca.go.jp/jfge/training/kyouryoku/index.html
■3月11日 地域の課題解決プロボノPJ成果報告会 町会・自治会の取り組みを共有
https://www.servicegrant.or.jp/news/9943/
■東京 3月18日(土) 国際森林デー2023中央行事
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/02/08/15.html
■神奈川 3月21日(火)講演会「森林ボランティアの安全管理は甘すぎないか?」
https://nora-yokohama.org/join/?p=24674
■3月24日(金)「これからの森林。可能性は、無限大」林野庁×日比谷カレッジ
~国民参加の森林づくり、建築物の木造化、森林と健康~ 場所/日比谷図書文化館
・くわしい内容と申し込み
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20230324-90/
■日本森林技術協会「スマート林業構築普及展開事業」実施アーカイブ公開中
https://www.jafta.or.jp/contents/jigyo_consulting/11_list_detail.html
■『緑のボランティア活動助成 WEB個別相談会2023』オンライン
・日時/2月20日(月)、3月3日(金)
13:30~17:15(1団体あたり15分程度) ・申し込み↓↓
△緑の募金 https://forms.office.com/r/uHCLnkwnWd
△緑と水の森林ファンド https://forms.office.com/r/Q2xnSQbYbu
▲「緑の募金」「緑と水の森林ファンド」助成応募期間
3月15日まで https://www.green.or.jp/
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■2023年トルコ・シリア地震救援金 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/2023turkeysyria/
■3.11甲状腺がん子ども基金 http://www.311kikin.org/
■緑の募金 https://www.green.or.jp/bokin/
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3 気になる 森と緑と木と 関連情報 ニュースから
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■パブコメでは多くが反対、各地の説明会は途中…
でも原発推進を閣議決定 「将来世代に重大な危険」を無視
https://www.tokyo-np.co.jp/article/230548
■原発事故の指定廃棄物、処分進まず 福島除く9都県に2万トン
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8d1d79cb4d052267983b0d86e04787aeed6ddf2
■福島 【戻せ 恵みの森に ─原発事故の断面─】
https://www.minpo.jp/feature/forestofBlessings
■山活! 木を切って売るだけではない山林の活かし方/農文協
https://www.ruralnet.or.jp/syutyo/2023/202302.htm
■スノーボーダーとして自分たちのフィールドに恩返しがしたい
「表現者×自伐型林業」 https://fineplay.me/snow/92577/
■長野 邪魔物?いえいえ待ってました 河川敷の伐採木、人気上昇中
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023020400067
■千葉 森林を伐採し若返り図る 房総半島でのモデルケースに
https://www.tokyo-np.co.jp/article/230371
■東京 神宮外苑の再開発に「ゴーサインは出せない」と審議会委員
それでも事業は進められるのか
https://www.huffingtonpost.jp/entry/jingu-gaien-environmental-assessment_jp_63dbb17fe4b04d4d18eabc07
■東京 神宮外苑再で本来建てられないはずの高層ビルが建つ理由
https://www.tokyo-np.co.jp/article/226668
■東京 巨樹、火山島で3千本、時を超え生命力 三宅島
https://www.asahi.com/articles/ASR2554K6R23OXIE02M.html?ref=tw_asahi
■移住者は「都会風を吹かさないよう」「品定めされるのは自然」
福井県池田町の担当者が語った“問題文”の真意
https://dot.asahi.com/dot/2023020900026.html?page=1
■大阪 維新の足元「木を切る改革」1万本伐採計画に住民猛反発
https://mainichi.jp/articles/20230209/k00/00m/040/247000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20230212
■和歌山 景観地のガードレールを紀州材に 転落防止柵も
https://news.yahoo.co.jp/articles/d34e04863196b100972dd48719e60f810b5c81bd
■兵庫 こうべ小の樹木伐採したものの…児童らに帰したい
倉庫設置の業者が「100年えんぴつ」2千本寄贈へ
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202301/0016008678.shtml
■鹿児島 外来種アカギ、伐採可否問う「生態系」「保存」意見二分
https://mainichi.jp/articles/20230205/ddl/k46/040/179000c
■ウクライナ侵攻、進み・放置される環境破壊 修復は遠い先か
https://mainichi.jp/articles/20230210/k00/00m/030/440000c
■斎藤幸平さん インタビュー
非正規・格差・環境破壊…資本主義の矛盾を乗り越えるために
https://book.asahi.com/article/14830931
■格差について(内田樹)/コモンの再生
http://blog.tatsuru.com/2021/09/25_1139.html
■<社説>安保政策の論戦 専守防衛が空疎に響く
https://www.tokyo-np.co.jp/article/229070?rct=editorial
■「気候変動は人類最大の脅威」
〈インタビュー〉米アウトドア用品大手パタゴニア創業者
https://www.tokyo-np.co.jp/article/228117/2
■口だけの「ネットゼロ宣言」を避けよう 国連提言の日本語訳公開
〈インタビュー〉日本気候リーダーズ・パートナーシップ代表
https://www.tokyo-np.co.jp/article/228938
■シカの増加がツシマヤマネコのマダニ媒介感染症リスクを高める?—シカが多い場所にはマダニが豊富—
https://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2023/20230112/index.html
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4 ■森の本・本の森 +□緑の映像
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■『植物考』 藤原辰史
定価(2000円+税)生きのびるブックス
はたして人間は植物より高等なのか?
https://www.ikinobirubooks.co.jp/plant/
■『植物の形には意味がある』 園池公毅
1056円 角川ソフィア文庫
身近な植物たちの「かたち」の謎に迫る、植物学入門。
https://www.kadokawa.co.jp/product/322207000634/
■『シベリアの森のなかで』 シルヴァン・テッソン/高柳和美 訳
3960円 みすず書房
・孤独と内省のなかで自然のざわめきと向かい合い、
人生の豊かさを見つめ直し、自分自身が変わっていく日々を綴る
https://www.msz.co.jp/book/detail/09595/
■『マザーツリー』 森に隠された「知性」をめぐる冒険
スザンヌ・シマード /三木 直子 訳 2420円 ダイヤモンド社
・自然のなかの「秘められた知性」に耳を傾ける
https://www.diamond.co.jp/book/9784478107003.html
■内山節と語る『未来社会のデザイン』全3巻 内山節 農文協
『民主主義を問いなおす』 1320円
『資本主義を乗りこえる』 1210円
『新しい共同体の思想とは』1320円
http://shop.ruralnet.or.jp/search/?sid=304097&ctid=01&b_no=01_54020175&detail
■『脳・身体と森との関りから考えるウェルビーイング』
稲本正 落合俊也 660円 B5判 68P 森づくりフォーラム
https://moridukuri.stores.jp/items/62553bae2023974401cfcede
□■【映画化】「木々の会話」を描いた作品。そこに隠された独自の魅力
『マザーツリー』 https://diamond.jp/articles/-/317553
□テレビ NHKBSプレミアム 2月18日(土) 5:27~6:05
よみがえる新日本紀行「木曽森林鉄道 長野」
https://www.nhk.jp/p/ts/W56365KYPX/episode/te/MVWKW6K1LR/
□映画『北の流氷』(仮題)製作実現に向けて
・実話に基づく北海道襟裳(えりも)の緑化事業を題材に。
https://www.town.erimo.lg.jp/section/kikaku/sg6h940000008r6k.html
□ドキュメンタリー映画『若者は山里をめざす』
・自然を慈しみ、助け合いながら生きる。
埼玉県東秩父村に暮らす若者たちの3年を追ったドキュメンタリー
https://wakamono-yamazato.com/
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枝葉末節
▲落ち葉で堆肥をつくり、サツマイモ・サトイモ・ゴボウなどを生産している
農家をAさんが訪ねると知り、少しだけ同行させていただきました。
その農家は、私の住む町のほど近くです。
母屋や作業施設を囲むようにケヤキ・コブシなどの屋敷林、その脇に堆肥場、
そこから畑が続いています。平地林は、住宅やさまざまな建物の脇、高圧線の
下にわずかに見えています。
以前は、市内にある雑木林で知られる古刹で落ち葉かきをしていたとのことです。
このあたりでは、平地林を「ヤマ」、落ち葉かきを「くず掃き」と呼びます。
クヌギ・コナラ・エゴノキなどのヤマを管理し、1月頃に落ち葉を集め堆肥化して
畑に入れ土づくりをします。
その歴史は江戸時代、柳沢吉安の頃にさかのぼります。
ヤマは生物多様性の維持にもつながり、ヤマと畑と農家のたたずまいは地域の
貴重な文化です。この季節、屋敷林(またはその名残り)近くで、寒風に枝先を広げ
る大きなケヤキを見上げることは私の楽しみのひとつです。
武蔵野の「落ち葉堆肥農法」 (埼玉県川越市、所沢市、ふじみ野市、三芳町)は
2017年に日本農業遺産となり、世界農業遺産への認定申請をFAOに提出しています。
この日訪ねた農家は申請地域に隣接しています。
この「ヤマ」、日本林業遺産には残念ながら登録されていません。
▲1月29日(日)、埼玉県三芳町で「三富千人くず(落ち葉)掃き」が行われま
した。69人が参加し、2haのヤマの落ち葉を熊手で集め堆肥場まで運びました。
写真を見ると、幅広い世代が楽しそうに作業しています。
ヤマとは呼んでも、このあたりはまったくの平地林です。未経験者でも転倒などの
危険は少ないと思われます。
そして、「参加者には、作業中に焼いた温かい焼き芋とホウレンソウをお土産に持
って帰っていただきました」というのも、うれしいですね。
今日お訪ねした農家の畑では、毎年多くの幼稚園児が芋掘りを楽しみます。
▲ところで、同行させていただいたAさんは、関西の山里で自然環境を活かした
農作物をつくっています。今回は、「野焼き・山焼き」の取り組みなどを追って
関東と山梨などを訪ねているとのことです。
(中沢和彦)
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・日本農業遺産「武蔵野の落ち葉堆肥農法」
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kantai/giahs_3_101.html
・埼玉県三芳町歴史民俗博物館 http://www.jade.dti.ne.jp/~miyoshir/
・【イベントレポート】第10回三富千人くず(落ち葉)掃きを開催
https://www.santome.jp/1017
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