団体会員紹介(NPO法人道志水源林ボランティアの会)
森づくりフォーラム団体会員紹介
▶ NPO法人道志水源林ボランティアの会(神奈川県横浜市中区)
http://www.doshi-suigenrin.jp
横浜市の水源の一つ、道志川は山梨県道志村に源流があります。横浜市は道志村の総面積36%の山林を所有し水源林として保全活動を行っています。一方総面積の58%を占める民有林の中には、高齢化や人手不足などにより管理の行き届かない森林が増えています。私たちNPO法人道志水源林ボランティアの会は横浜市水道局と協働し、この民有林の間伐など森林整備活動を行うことにより、水源かん養機能の高い森へと再生させる活動を行っています。
市の事業からNPOとして継続的な活動へ
2003年横浜市水道局が道志水源林ボランティア事業を立ち上げ、間伐活動が2回行われました。翌年から水道局主催の定期活動が始まり、2006年から登録メンバーによる「ボランティアの会」が結成され継続活動となりました。2008年12月神奈川県よりNPO法人の認可が下り現在に至っています。
2022年までの活動実績は、参加人員16,585名、間伐面積は64ha、間伐本数は23,637本となっています。現在個人正会員は230名、団体正会員は14社、賛助全員は23名、団体賛助全員は1社です。間伐活動は4月から10月まで13回行っています。この他、年間10回ほど水道局のイベントに参加、間伐材を使って丸太切り体験コースターづくりや、木工工作を行っています。
間伐を中心とした森林整備活動やイベントを実施
<間伐活動の1日>
1回の活動は定員48名を募集、バスで道志村に向かいます。
関内駅近くで集合受付。バスは8時に出発します。車内では作業の手順確認のDVDなど流します。
10時半に道志村に到着、着替え準備をして、班(7~8名)ごとに森に入ります。各班には会員のインストラクター1名と現地指導員1名が付きます。
始まりの会を開き、山にあいさつをして間伐が始まります。
倒す方向を決め、伐倒する木にロープを掛けます。
倒す方向に向け受け口を作ります。
反対側から追い口を切っていきます。受け口追い口は交代でノコギリを引きます。
インストラクターが確認し、切る人は退避します。
笛を合図にロープを引きます。
木は地響きと共に倒れます。
隣に注意しながら枝払い。
玉切り(4mごとに丸太を作る)。
切った丸太を土留めとして林内に整理します。
森の中で食事昼休み。抜ける風が爽やかです。お弁当もおいしい。
午後2時半インストラクターの合図で作業を終えます。
通常の間伐はノコギリを使いますが、別にチェーンソーを使って作業する班もあります。
ストックヤードで道具の手入れをします。
着替えて道の駅で休憩と買い物です。
帰路、午後6時半横浜駅前で解散します。
<イベント活動>
会員・運営側ともに高齢化‥ 新陳代謝を進めたい!
会員の高齢化が進んできて、体力の衰えなど作業中の安全対策に気を配ります。運営する理事・運営委員も高齢化が進んでいます。新陳代謝が中々進みません。
\\会員を募集中です//
あなたも「横浜の水のふるさと」道志村で市民ボランティアとして汗を流してみませんか。まずは、間伐体験からスタート。電話、HPから連絡お待ちしています。
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NPO法人道志水源林ボランティアの会
〇所在地:神奈川県横浜市中区
〇設立:2008年
〇ホームページ:http://www.doshi-suigenrin.jp
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