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『森づくりフォーラム通信』No.273 2022年4月15日号
NPO法人 森づくりフォーラム
会員になりませんか。https://www.moridukuri.jp/member/index.html
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1 森づくりフォーラムからの おしらせ
2 活動など おしらせ
3 気になる 森と緑と木と 関連情報
4 森の本・本の森
枝葉末節
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1 森づくりフォーラムからの おしらせ
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■参加者募集スタート!2022年5月18日(水)~6月4日(土)
『森林と市民を結ぶ全国の集い2022』
https://moridukuri.jp/forumnews/forest2022_commons
第26回目となる「全国の集い」プログラムが決定しました!
今回のテーマは、
『 森は誰のもの?~森林コモンズを考える~』です。
どなたでも無料で視聴できる基調講演のスピーカーは、
哲学者の内山 節さん(森づくりフォーラム代表理事)と、
経済学者・故宇沢 弘文氏の長女であり、
内科医の占部 まりさん(宇沢国際学館代表取締役)です!
期間中に実施する計6つのプログラムに参加できる、
お得な早割チケットを販売中です。学割もございます。
ぜひともご参加ください!
https://moridukuri.jp/forumnews/forest2022_commons
■森づくり団体の皆さまへ 活動紹介記事募集中!
応募はこちらから
https://moridukuri.jp/forumnews/forest2022_campaign
上記「森林と市民を結ぶ全国の集い2022」開催に合わせて、
「森づくり活動 参加促進キャンペーン」を実施いたします!
本キャンペーンでは、一般市民が参加可能な森林に関わるプログラムを
実施している団体の活動を、SNS・WEBより発信してPRいたします。
また、団体の活動紹介に関する情報の一部は、「みどりの感謝祭HP」にも
合わせて掲載いたします。詳細ご確認の上、ぜひご応募ください。
■森づくりフォーラムWEBストアにて販売開始!
冊子『脳・身体と森との関わりから考えるウェルビーイング』
オークヴィレッジの創始者・稲本正さんと、建築家・落合俊也さんによる
登壇・対談の記録(2020年12月実施)が、冊子になりました!
販売ストアはこちら
https://moridukuri.stores.jp/items/62553bae2023974401cfcede
※森づくりフォーラム会員の皆さまには、本冊子のほか
過去に発行した冊子・機関紙もお届けしております。
ご入会についてはこちら https://moridukuri.jp/member/index.html
■参加費無料!4月15日(火)19:30~21:00 オンライン配信
『移住してフォレスターになった起業家が、森の遊び場をつくりはじめたワケ
~コンヴィヴィアルな社会へ、森林利活用のヒントを探る~』
詳細とお申込み
https://forest20220415.peatix.com/view
※翌日4/16には、ゲストの大野航輔さんが住む山梨県道志村にて、
道志村民や二拠点生活者らが集うイベントが開催されます。
詳細は → https://onl.la/dUfWqMg
■『人工林の多様性を高める森づくり事例ガイド』
アップデート版を公開しました!無料でダウンロード可
https://www.moridukuri.jp/forumnews/210323.html
■2021年「森林づくり活動についての実態調査」集計結果を公開しました。
https://moridukuri.jp/forumnews/2021research_report
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2 活動ほか おしらせ
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■R4年度 森林・山村多面的機能発揮対策交付金の募集開始
まちむら交流きこう(東京,神奈川,埼玉 対象)
https://www.kouryu.or.jp/information/satoyama20220406.html
■富山 とやま森の四季彩フォト大賞
https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/photo/index.htm
■里山材オフィス家具を定額リースで利用できる「どんぐリース」
https://donguri-f.com/
■茨城 4月19日 森林総合研究所 「春の森林講座」
https://www.ffpri.affrc.go.jp/event/2022/20220419ippankoukai/index.html
■熊本 4月23日 自伐型林業フォーラム 【半林半Xで暮らせる町へ】
〜小さな林業で過疎化対策と地方創生〜
https://zibatsu.jp/info/event/220423_misatoforum
■熊本 4月23日(土)24日(日)第4回アジア・太平洋水サミット
無料 オンラインあり https://csk-inc.org/apws4_sym/
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■ウクライナ支援 受け付けている主な窓口
https://www.asahi.com/articles/ASQ3B5TPSQ3BUTIL01R.html
■緑の募金 https://www.green.or.jp/bokin/
■3.11甲状腺がん子ども基金 http://www.311kikin.org/
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3 気になる 森と緑と木と 関連情報 ニュースから
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■【原発問題】ニュース https://www.47news.jp/national/genpatsu
■福島 【戻せ 恵みの森に ─原発事故の断面─】
第2部・林業 https://www.minpo.jp/pub/forestofBlessings_2
第4部 鳥獣被害 https://www.minpo.jp/feature/forestofBlessings
■原発事故「健康被害なかったことにするな」
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-899486.html
■ロシア軍、チェルノブイリ原発の森で塹壕掘って被ばくか
ウクライナ当局、高レベル放射性物質の盗難も発表
https://www.tokyo-np.co.jp/article/171050
■(私の視点)都市での伐採計画 樹木保護、開かれた議論を 愛みち子
https://www.asahi.com/articles/DA3S15262980.html?iref=pc_rensai_long_297_article
■海岸防災林、再生進む 青森・岩手・宮城3県は復旧完了、福島は7割
https://kahoku.news/articles/20220409khn000048.html
■(社説)森林環境税 国民の理解得られるか
https://www.asahi.com/articles/DA3S15247393.html
■東京 国立競技場建て替えで移植した樹木が「負のレガシー」に…
神宮外苑再開発でも膨らむ懸念
https://www.tokyo-np.co.jp/article/168574
■東京 伝統文化と森林を循環させるサステナブルな〈森をつくる太鼓〉
https://news.yahoo.co.jp/articles/309fd9ab1e59f810bf3690ef7061eb4e6d32960e
■岡山県倉敷市 広がる竹、立派な資源に 農家から購入→家具
https://www.agrinews.co.jp/society/index/66044
■沖縄 辺野古不承認取り消し 最後のカード封じに市民ら「怒り心頭」
https://mainichi.jp/articles/20220408/k00/00m/040/354000c
■自宅に侵入? 隣地から越境植物 来春からは被害世帯が伐採可に
https://news.yahoo.co.jp/articles/81fcb24cce0943db56f23674dbd3897586ed3b21
■山林に埋設半世紀…猛毒除草剤撤去へ 46カ所 「2・4・5-T剤」
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/899413/
■<社説>安保法施行6年 9条の「たが」締め直す
https://www.tokyo-np.co.jp/article/168179
■老齢になっても成長を続けている天然林がある
https://www.ffpri.affrc.go.jp/research/saizensen/2022/20220330-01.html
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4 ■森の本・本の森
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■『森と木と建築の日本史』海野聡 著 岩波新書990円 4月20日発行
日本列島に根づいてきた「木の文化」の歩みを描く。
https://www.iwanami.co.jp/book/b603072.html
■『農家が教える 竹やぶ減らし』 かしこく切って、じゃんじゃん活用
農文協 編 1760円 https://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54021326/
■内山節と語る『未来社会のデザイン』全3巻 内山節 農文協
『民主主義を問いなおす』 1320円
『資本主義を乗りこえる』 1210円
『新しい共同体の思想とは』1320円
http://shop.ruralnet.or.jp/search/?sid=304097&ctid=01&b_no=01_54020175&detail
■冊子『森をめぐる経済のこれから』 森づくりフォーラム
内山節 赤堀楠雄 660円 B5判 52p 1色
https://moridukuri.stores.jp/items/5bf4d62368702420e100012e
■冊子『森と獣と人』 森づくりフォーラム
田口洋美 石崎英治 660円 B5判 52p 1色
https://moridukuri.stores.jp/items/5dbbcd4c745e6c5b84814b48
■冊子『森をめぐる活用のこれから』 森づくりフォーラム
谷茂則 小森胤樹 660円 B5判 52p 1色
https://moridukuri.stores.jp/items/5cb3ee834da8526cc0297d32
■冊子 昔の山仕事 聞き書『山の親父のひとりごと3群馬編』1000円
https://moridukuri.stores.jp/items/5d085ad7698fa5073823366c
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枝葉末節
▲「森は誰のもの?」
5月18日から6月4日にオンラインで開かれる『森林と市民を結ぶ全国の集い
2022』(実行委員長:内山 節/哲学者・NPO法人森づくりフォーラム代表理事)
のテーマです。
▲「公益目的を達成するため」に指定され、一定の制限と優遇措置がとられている
森林があります。「保安林」です。
日本の森林面積の約5割、国土面積の約3割を占めています。この保安林は「水源
かん養」「土砂流出防備」「魚つき」「保健」など17種あり、おもな役割の名前が
それぞれに付けられています。
けれど、保安林もそうであるように、すべての森林は数えられない価値と役割をもっ
ています。しかも、森林には、まだ私たちが発見できていない価値が多くあるはずです。
その価値は、特定の誰かのものというものではありません。
そこに、森林のすばらしさと大切さと難しさもあります。
▲森づくりフォーラム理事でNPOよこはま里山研究所理事長の松村正治さんが、
今年2月にウェブサイトに書かれています。
「国・県・市のそれぞれのレベルで、今後のみどり(森林や里山)のあり方
について話し合う会議に参加して、いずれも同じような印象を受けた。
それは、行政がみどりの価値について議論しないままに、あたかも私有財産の
ように資産運用を市場に委ねようとしていることである」
(『自然は誰でも受け入れるのに公共緑地が私物化される』松村正治)
このなかで松村さんは、1980~90年代の森林づくり活動・里山保全活動の背景として
「その恵みやわざわいをもたらしているのは法的な地権者にとどまらないという
議論の深化があった」と。そして、「長年の経緯を思い返すと、民間活力の導入に対
する前のめりの姿勢には引いてしまうところがある」と記しています。
全文を読んでいたただければと思います。
▲森づくりフォーラムは、そうした「森づくりへの市民参加」のあり方を考えすすめて
いくネットワークとしてスタートしました。
それは、「森はみんなのもの」という思いと、「みんなのもの」を具体的に地域で
積み重ねていく実践とその支援です。
1996年に第1回『森林と市民を結ぶ全国の集い』が開催されました。
以来、東京開催では、森づくりフォーラムが活動の一環として事務局を務めています。
「集い」は、「森林と市民」だけでなく「都市と山村」「市民と行政」との接点も育み、
各地の市民団体や上下流の交流などを行ってきました。
▲今年は「森は誰のもの 森林コモンズを考える」がテーマです。
各地のさまざまな実践は、これからの森林と私たちを見つめる機会になるはずです。
週末に、近くの森に出かけるきっかけになるはずです。
「とにかく、自分たちが生きたり暮らしたりする場所で、ものを考えるっていう
ことです。それをこれからもっともっとやっていかなければと思っています。
つまり、いたずらに「日本はどうなる」とか「世界はどうなる」とかいう話に
流されないことです」
(【対談】日本の未来をつくる自治の力 内山節)
▲ウクライナと新型コロナのニュースからは逃れようのない日々です。
いつもの緑地では、桜花から新緑へ動画早送りのような4月です。
開きかけの若葉は、もうすぐ強い日ざしから守り樹下を快適空間に変えてくれます。
その日その時それぞれの樹木ごとに、「いいなあ」を発見できるのがうれしいですねえ。
いくつになっても、春は。
「驚いている自分に驚いている」(河井寛次郎)
(中沢和彦)
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・『森林と市民を結ぶ全国の集い2022』5月18日~6月4日 オンライン
https://moridukuri.jp/forumnews/forest2022_commons
・『自然は誰でも受け入れるのに公共緑地が私物化される』松村正治
https://marrmur.com/2022/02/02/4058/
・【対談】日本の未来をつくる自治の力 内山節
https://www.jichiken.jp/article/0003/
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