<<フォレスト21さがみの森では、毎月第2土曜日・第4日曜日に定例活動を
実施しています。森林での林業体験や自然観察などにご関心のある方は、
ぜひご連絡ください。>>
contact→sagami●moridukuri.jp(●を@に変えてください)
2017.3.11 8:30~15:00 さがみの森定例活動レポート
~作業路の整備と枝打ち~
東京の日の出は6時前になった。天気は晴れ。啓蟄(3月5日)を過ぎたが、まだ風が冷たい。8時30分、橋本駅南口に13人が集合。マクドナルドのコーヒで暖まる人もいる。
自動車に分乗して出発。自動車の流れは順調。城山の後ろの山はまだ白い。相模原インターチェンジの気温は6℃。ウメの白い花は目立つ。黄色のマンサクも咲き始めた。
林道も順調に進み、9時過ぎに土場に到着。現地参加者を含めると、15人となる。Kさんが作業小屋のストーブに火を入れており、暖かい。身支度をして、Mさんの音頭で準備体操、堅くなった身体をもみほぐす。
今日の作業は、ヒノキの枝打ちと作業路の整備。ヒノキの枝打ちは中道沿い。2段(4m)の一本梯子で下枝を切る。急斜面のため、梯子の移動が大変。それぞれが分散して、作業を進める。谷の対岸部でも枝打ちが進み、林床に光が入って、すっきりしてきた。
作業路は支えの木材が傷んで腐ったり、法の土が崩れかけたりしており、歩きにくくなっていた。間伐木のヒノキを運んで、道に沿わせて設置し、杭で止めていく。
下側が急傾斜であり、長い杭をかけやで打ち込む。長い間伐木のヒノキを斜面から引き出す。これがまだ生木なので重い。長いので立ち木に引っかかる。少しずつ移動させ、何本かを運び出す。細めの丸太で杭を作る。傾斜部分は滑り止めの横木を渡し、杭で止めて、階段にする。
そうこうするうちに昼。土場に戻り、休憩小屋で昼食。持参のおむすびや弁当を食べる。湯をわかしてラーメンの人もいる。
13時、午後も同じ作業。風が冷たい。重い丸太を運んでも、あまり汗をかかない。この中道からは見晴らしがよく、下の集落がよく見える。新宿のビル群は何とか見えたが、スカイツリーはかすんで見えない。作業路の整備は、長い丸太のおかげでだいぶ進み、歩きやすくなった。
14時30分、笛の合図で終了。土場に戻り、道具の手入れ。ノコギリは刃のゴミやヤニをとり、さび止めを塗る。そして終礼。枝打ちの総本数は55本となった。道具小屋の道具類の点検が報告された。
自動車に分乗して、帰途につく。相模原インターチェンジの15時45分ごろの気温は11℃。小さな渋滞があったが、16時過ぎに橋本駅に到着。
いつもの居酒屋で反省会。ビールと焼酎で勢いをつけました。日の入りは17時45分。18時過ぎのまだ少し空の明るさの残る時間に散会しました。
報告者:坂場 光雄(フォレスト21連絡協議会)