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2015年10月10日 お知らせフィールド活動さがみの森

【フォレスト21さがみの森】2015年10月10日活動レポート

<<フォレスト21さがみの森では、毎月第2土曜日・第4日曜日に定例活動を
 実施しています。森林での林業体験や自然観察などにご関心のある方は、
 ぜひご連絡ください。>>  
 contact→sagami●moridukuri.jp(●を@に変えてください)

 

【2015.10.10 フォレスト21さがみの森 定例活動レポート】

 昨日までの秋晴れにかわって、今日は曇り。寒くはない。8時30分に橋本駅南口に集合。集まった人数は16名。2台の自動車に分乗してさがみの森へ向かう。3連休の初日であるが、道路は空いており、順調に進む。圏央道の相模原インターチェンジの道路が開通したため、少しだけ到着時間が短縮された。30分余りで林道入り口に到着。ゲイトのカギを開け、林道を進む。落石などの問題なく、仙洞寺山山腹の土場に到着。

 身支度をして、準備体操。Mさんの音頭で準備体操。身体を伸ばす。今日はいつもと違う体操が加わる。現地参加者を含めて17名。初めての参加者が2人、紹介される。参加者が増えるのはうれしい。

 今日の作業は、間伐、イベント準備など。初めての参加者にはベテランがついて指導する。間伐の作業場所は、中腹から尾根の近くに移ってきた。15年ほどのヒノキ林。尾根付近の樹の太さは中腹よりは全体に細めになっている。すでに間伐対象木は目印を付けてある。

 最初に伐採方向を見定め、伐採木の幹にロープをずりあげ、しばりつける。ロープはほかの樹に取り付けた滑車に通しておく。これはかかり木になった時に樹を引き倒すが、伐採木の下敷きにならないようにするための対策。

 そして伐採方向に切込みを入れ、受け口を作る。そして幹の反対側から切り込んで倒していく。周りの樹が混んでおり、なかなかすんなりとは倒れない。そこでロープを引くが一人では大変。二人がかりで力を込めて引き倒す。ここのヒノキは下枝がきれいに払われているので、枝切りは比較的楽である。枝を払った幹は、運びやすい大きさに切断して山腹に並行に並べ、表土の土留めとした。

受け口

 なれない参加者の伐採では伐採する樹高が把握できず、伐採木の下敷きになりそうな場所にいたので注意する。

 11時30分を過ぎて、昼食のために土場へ下る。途中にはオニグルミが落ちていた。林道沿いにはシロヨメナが花盛り。ヤクシソウも咲き始めた。

 土場ではイベントのために準備。丸太切りのための台がつくられていた。作るにあたっていろいろと試行錯誤があるようだ。

 休憩小屋の中で昼食。持参のおむすびをほおばる。ストーブがたかれている。人数が多いので、外のテーブルで食べる人もいる。

 午後も引き続き間伐の作業。山道を登り、ヒノキ林に向かう。引き続き、土場でキノコのホダギを立てる場所づくりの人もいる。

 谷道を登り、関伐木で途中の階段を直しながら、作業をしていると14時30分を過ぎて、終了の笛の合図。足元を確かめながら山を下る。

 ノコギリのゴミを落とし、オイルをぬる道具の手入れをして片付ける。作業をすると、汗ばんだので、着替えて帰る準備。今日の間伐木は全部で20本余り。

 帰りがけにテーブルのところで大きなヤマビルを発見。携帯の振動に反応するかどうかをやるが、うまくいかない。塩をかけて処分する。

 15時過ぎに自動車に分乗して、帰途につく。道路は朝よりも自動車が多いが、スムーズに進み、16時前に橋本駅に到着する。

 そしていつのも居酒屋で反省会。大ジョッキ、中ジョッキのビールで乾杯、宴会が続きました。

 

報告:坂場光雄(フォレスト21連絡協議会)

 

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