里山再生の会「あかいわ美土里の和」
　発足10周年 記念植樹祭

あかいわ美土里の和 さまより、イベントのご案内です。

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　当会は来たる２０２１年４月１日をもちまして発足１０周年を迎えます。それに先立ち、活動を支えてくださる団体、個人を招いて感謝と今後の活動継続の決意表明の会といたしまして、１０周年植樹祭を開くはこびとなりました。
　発足以来、多様な生物との出会いに癒されながら、里山の恵みを活かした各種ワークショップ、森を生かしたツリークライミングなどの活動に加えて、陰陽石をはじめとした史跡、ヘイケボタル生息地、シナアブラギリ自生地などの発見があり、新たな発見を年ごとのテーマにして活動してまいりました。それに係る専門の方々が自然に集まって来られるのには何か神がかった感さえします。
　２０２０年度は磐山に自生する「シナアブラギリ」がテーマです。花が美しいだけでなく、種子は「桐油」として、木部は工芸品や精密機械、漆器などの研磨材「研炭」として活用されることから、かつては国策として栽培が奨励されていました。近年は地球温暖化対策に有効なバイオディーゼル燃料としても注目され始めています。このようにこの樹木の価値は文化的・歴史的にも極めて高いものであります。香川大学名誉教授片山健至先生をはじめとする多方面の専門家をお招きしてシナアブラギリに関するシンポジウムを実施するなど、シナアブラギリの補植・保護・育成活動を市民に呼びかけております。
　この節目の基幹活動として「10 周年記念植樹祭」を開催するものであります。
　ぜひとも万障お繰り合わせの上、ご参加下さいますようお願い申し上げます。

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