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『森づくりフォーラム通信』No.237 2020年9月30日号
NPO法人 森づくりフォーラム
会員になりませんか。https://www.moridukuri.jp/member/index.html
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1 森づくりフォーラムからのおしらせ
2 おしらせ
3 気になる 森と緑と木と 関連情報
4 森の本・本の森+森の映像
枝葉末節
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1 森づくりフォーラムからのおしらせ
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■森づくりフォーラム 新ロゴマーク募集 本日までです!
【募集期間】8月1日(土)~9月30日(水)
https://www.moridukuri.jp/forumnews/200801-0930.html
これまでご応募いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
最後までどうぞよろしくお願いいたします!
■安全な森づくり活動のために『ハチ刺されの対応』公開しています。
https://www.moridukuri.jp/forumnews/200910.html
■内山節ライブラリー『私と森との三十五年』公開しています。
https://www.moridukuri.jp/library/200902.html
■5月~7月に3回オンラインライブ配信したシンポジウム・講座を視聴できます!
◎「新型コロナウイルス以降の森づくりを考える」(5月24日)
https://www.youtube.com/channel/UCXjIE41tT6PflFNIHa936HQ
◎森の人に聞く!これからの森の楽しみ方・ふれあい方(6月12日)
https://www.facebook.com/forumstaff.moridukuri/videos/595119237788294
◎心を整える森の役割を考える
~森で森林浴をはじめる前に知っておきたいこと~(7月2日)
https://www.facebook.com/forumstaff.moridukuri/videos/619520008922288/
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2 活動ほか おしらせ
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■森づくりに関わる助成金・交付金情報
https://www.moridukuri.jp/moridukuri/mori_jyosei_info.html
■世界遺産の森と木フォトコンテスト
http://www.center-green.or.jp/
■新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたNPO法人向けの
「運営」に関する支援情報 /東京ボランティア・市民活動センター
https://www.tvac.or.jp/news/50468
■クスノキ基金 長崎市被爆樹木の保存
https://nagasakipeace.jp/japanese/others/kusunoki.html
■岡山 オンラインセミナー 『アフターコロナを生きる未来のあなたへ
7つの視座から明日を生きるヒントを探る』 2020年9月~2021年3月
第4回 12月19日(土) 内山節(哲学者)
https://www.okayama-iju.jp/municipality/13maniwa/2020/08post-23.html
■まちと森がいかしあう社会をつくる「キノマチ大会議」 10月5日(月)~9日(金)
オンライン https://built.itmedia.co.jp/bt/articles/2009/14/news058.html
■木下沢渓谷冒険の森の会 親子自然体験会 10月11日(日)
https://www.moridukuri.jp/news/20201011kogesawa.html
■林業塾2020 (塾長 速水亨) 11月4日(水)~6日(金) オンライン
「地域の森林と向き合う。いま、市町村の森林に必要なこと。」
http://urx3.nu/qHuV
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■3.11甲状腺がん子ども基金 http://www.311kikin.org/
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3 気になる 森と緑と木と 関連情報 ニュースから
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■【原発問題】ニュース http://www.47news.jp/47topics/e/200026.php
■世界の再エネ発電、原発を超える 欧米では廃炉進む
https://www.tokyo-np.co.jp/article/57981
■日立、英ウェールズの原発建設から「撤退」
https://www.bbc.com/japanese/54172643
■荒廃農地は計画的に森林に転換、早生樹など植林
https://note.com/jfic2020/n/n3c04229a3102
■北海道池田町 町の資源、天然林と炭焼き小屋を生かす小規模林業を
https://kurashigoto.hokkaido.jp/report/20200921090000.php
■宮城 国内最高層の純木造ビル、仙台駅東口で内覧会
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202009/20200918_12033.html
■長野 森林鉄道で小さな旅へ 林業の歴史体感 上松
https://mainichi.jp/articles/20200920/ddl/k20/040/117000c
■大阪 森友学園 国有地売却問題 https://l.mainichi.jp/j2851r
■兵庫 養父市にて10/10~自伐型林業研修スタート
https://zibatsu.jp/info/event/yabu-training2020
■鳥取 ナラ枯れ被害対策会議 大山周辺で高地にも被害拡大
https://www.asahi.com/articles/ASN9P72HDN9BPUUB001.html
■沖縄 首里城正殿の骨組み、国産ヒノキで 県外から524本調達へ
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1197550.html
■無実の拘留164日 「検察権力は抑制的に使って」村木厚子さん
証拠改ざん事件10年 https://www.tokyo-np.co.jp/article/56779
■アメリカ西部の山火事の煙ヨーロッパに到達
https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20200917-00198732/
■国会前に「石炭だめ」など100足ズラリ 「シューズアクション」
https://mainichi.jp/graphs/20200925/hpj/00m/040/008000g/3
■スタジオジブリ作品の場面写真の提供を開始
http://www.ghibli.jp/info/013344/
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4 森の本・本の森 +森の映像
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■冊子『森をめぐる経済のこれから』 森づくりフォーラム
内山節 赤堀楠雄 600円+税 B5判 52p 1色
https://moridukuri.stores.jp/items/5bf4d62368702420e100012e
■冊子『森と獣と人』 森づくりフォーラム
田口洋美 石崎英治 600円+税 B5判 52p 1色
https://moridukuri.stores.jp/items/5dbbcd4c745e6c5b84814b48
■冊子『森をめぐる活用のこれから』 森づくりフォーラム
谷茂則 小森胤樹 600円+税 B5判 52p 1色
https://moridukuri.stores.jp/items/5cb3ee834da8526cc0297d32
■冊子 昔の山仕事 聞き書『山の親父のひとりごと3群馬編』1000円(税込)
https://moridukuri.stores.jp/items/5d085ad7698fa5073823366
■『ヤンバルの深き森と海より』
目取真 俊(著/文) 発行:影書房 3000円+税
http://kageshobo.com/main/books/yanbarunofukakimoritoumiyori.html
■『脳と森から学ぶ日本の未来』
稲本 正(著/文) 発行:WAVE出版 3200円+税
https://www.wave-publishers.co.jp/books/9784866212890/
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枝葉末節
▲ある日のTVに見たことのある大きな家が映っています。
『巨大な3階蔵を持つ旧家の屋敷~東京・日の出町「羽生家住宅」』
番組タイトルには、そう記されていました。
この番組、気になる建物を紹介することがあり、ときどき観ていました。
が、あるときから観るのを止めていました。 …進行役が饒舌にすぎる。
「せっかく専門家が来ているのだから、彼(彼女)に語らせなさいよ」
その思いは、私のストレスとなっていたのでした。
ほかにもありますねえ、そういう番組。
民放BSの美術展紹介番組進行役やBS1のJリーグ解説のあの方も、
ストレスですねえ…。静かに絵画を鑑賞させてよプレーを見せてよ。
ただ、BS1のJリーグ中継では副音声で「場内音声のみ」が選択できます。
饒舌解説者の中継時には、もっぱらそれを利用しています。
▲横道に逸れました。
そのTVに映し出されていた家は、森づくりフォーラムの理事でもあった
羽生(はぶ)さんの住まいでした。
羽生卓史さんが亡くなって、もう10年になります。
羽生家住宅は火災で焼失し、明治中期に再建されています。
「主屋を中心にした壮大な屋敷構えは健在です。主屋、離れ、土蔵、
薬医門など敷地内に一体となって現存する姿は、明治の素封家の住居
として東京では大変貴重な存在となっています」。(番組ホームページ)
十数年前の夏、この庭でビールを飲んだ夕暮れを思い出します。
森づくりフォーラムでも、一昨年に見学会をさせていただきました。
羽生家は代々林業を営んできました。
18代目の卓史さんは、40歳代でサラリーマンを辞め林業経営を継ぎ、
日の出町森林組合長を10数年務めました。
▲ずいぶん前のことです。1997年の市民講座でした。
NPO法人になる前の森づくりフォーラムは、飯田橋の東京ボランティアセンターで
毎月1回平日夜に、誰もが参加できる「森づくり講座」を開いていました。
ある回のテーマは「林業は採算がとれるのか」でした。
講師が木材価格や経費などの年推移を示しながら、その困難さを解説しました。
「林業経営」に困難さを突き付けていたのは、木材価格低迷のほかに相続税の問題も
ありました。「林業経営」といわれる一定規模を所有する人にとって、相続税は課題
となっていました。世代をつないで成り立つ森づくりです。
この日参加していた羽生さんは、自身の相続について具体的な数字や税額まで出して
参加者に実情を伝えました。そして、こう話していました。
「(それでも林業を続けるのは)意地ですよ。何代も前から森林を育ててきて、
中断するわけにいかない。後に、ああいう時代にもちゃんと森林を育てて
いたといわれるようでありたい」
▲森づくりフォーラムは、20世紀もいま(コロナ禍前まで)も打合せの後は酒席です。
あの頃、そろそろ切り上げようかという段になると、長髪・長髭・オーバーオール姿
の羽生さんがおだやかな声で皆に声をかけました。
「食べ物を残さないようにして帰ろうよ」
日の出町の森を削り取って、多摩地域の廃棄物広域処分場がつくられていました。
ゴミを増やさないこと、処分場の地元生活者としての思いでした。
羽生さんは、森づくりフォーラムのほか市民団体の活動にさまざまなかたちで協力して
いました。
関係者だけが集まり、嘆き愚痴を言い、不満を語るのではなく、
門戸を開いて、理解しあうための広がりの場をつくっていく。
羽生さんは、それを楽しく地元で続けていたように思います。
(中沢和彦)
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