<<フォレスト21さがみの森では、毎月第2土曜日・第4日曜日に定例活動を
実施しています。森林での林業体験や自然観察などにご関心のある方は、
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【2015.9.27 フォレスト21さがみの森 定例活動レポート】
9月27日は朝方まで雨。雲は低く、どんよりしている。路面はまだぬれている。集合場所の橋本駅南口に8時20分過ぎに行くとまだ一人だけ。出足が鈍い。それでもぼちぼちと集まる。ただ、参加予定の2人と連絡が取れない。ということで、8時30分過ぎに8名で出発。
今日は道路がすいている。途中の相模原インターチェンジの気温計は21℃を表示している。過ごしやすい気温である。
林道に入ると、路面に小さな落石や枯れ枝が散乱しているが、大きな支障はなく、中腹の土場に到着する。周りは雨上がりでぬれている。枯れ木を伐採して少し明るくなった作業小屋の前にはたくさんのイヌショウマが白い花を付けていた。
作業の身支度をする。今日の活動は、足場が悪いため、間伐作業を中止して、土場周辺の片付け作業と10月下旬のイベントの準備をする。林道を先に歩いていた人から、ヤマビルがいたとの報告。もどって塩を準備する。
谷道の近くに植栽した15年生ほどのムクロジが実をつけたので、間違って切られないように名札をつけ、周辺の刈り払いと枯れ木の除去などを行った。林道では有害鳥獣駆除のハンターに出会う。今日はシカとイノシシを仕留めたという。下のほうでは猟犬の鳴き声がしている。猟犬が来ても、危険なので手を出さないようにとの注意があった。
その後、林道に落ちている枯れ木や岩を片付けながら歩く。クルミやカヤの実なども落ちている。秋の野草もいろいろある。
土場ではまき割り体験用の丸太をチェンソーで切断する。子供用なので、小さめにする。ケガなどないように作業手順などを確認する。使用する斧も使ってみる。大きな斧は重くて無理そうなので、小さな斧を用意する。また、キノコのホダ木を置く場所を選定し、立てかける準備をした。
そして昼。休憩小屋でストーブに火を入れて、おむすびをほおばる。お湯が沸いて、インスタントコーヒーも飲める。
午後は森林管理署の森林官が来るということで、しばし待つ。風はない。しばらくして、自動車でやってくる。あいさつの中で、ボランティアの森林作業への感謝の言葉があった。その後、道具小屋の敷地杭の確認をして、不明部分の杭を打つ手伝いをした。休憩小屋の風辺では、メジャーで計測すると、落ち葉の下から杭が見つかった。森林官は赤いスプレーを杭に吹き付けていた。次に小屋の前の表示杭が消えかかっていたので書き直す。これで確認作業は終了。森林官は先に山を下る。
今日の作業はこれまで。道具の手入れをして、片付け。今日の作業の確認をして終了。ヤマビルの被害は一人。軍手をしていたが、繊維の間に潜り込んで吸血していた。
自動車に分乗して、帰途につく。途中で先に出た森林官が林道の水切り板の土砂を除去していた。そこを追い越して、順調に進む。曇天のせいか道路は自動車が少ない。柿が色づいている。15時、橋本駅に到着、解散。
今日の反省会の場所は、時間が早いので、イオンビルの天狗の舞。いつものように延々と!!
報告:坂場光雄(フォレスト21連絡協議会)