<<フォレスト21さがみの森では、毎月第2土曜日・第4日曜日に定例活動を
実施しています。森林での林業体験や自然観察などにご関心のある方は、
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【2013.6.8 8:30~16:00 さがみの森定例活動レポート】
6月8日(土)、橋本駅南口に8時30分集合。入梅しても雨が降らず、比較的さわやか。駅には17名が集合、2台の自動車に分乗して、30分あまりで仙洞寺山の現地へ。現地集合者も含めて参加者は21名。身支度準備と体操を行う。
前回と同様に林道下のヒノキ植林地の除伐とツル切りを行なう。「除伐で注意したいこと」のメモを配布して、森林の取り扱いの共通認識をしてもらう。
雨が少ないので、急傾斜の林地は林床も乾いており、土が動きやすい。落石もある。作業地全体にばらばらに離れて除伐作業。初心者にはベテランがついて、声をかける。ヒノキ林内の細い広葉樹、低木などが切られて、少しずつ明るくなり、上の林道からの見通しがきくようになる。
昼食のあとにチェックすると、足の靴下の上側にヤマビルが吸い付いて血を吸われた人が1名。塩水を吹きかけて除去。傷口にはバンドエイドをはる。
昼食休憩のあと、再び作業。よく見ると、以前に切ったクズやツルウメモドキ、ボタンヅル、アオツヅラフジなどのツル植物の株から新しいツルが伸び始めているので、かき取る。なかなかたくましく生きている。
あまり下っているつもりはなくても、いつのまにか林道からかなり離れている。登ってくるのは一苦労。普段の運動不足が思いやられる。
この季節、林道沿いには、モミジイチゴのオレンジ色の実、クサイチゴの赤い実があり、甘い味を楽しむ。2週間前のマルバウツギに代わって、ウツギが満開。林内には黄色いサワギク、白いアカショウマの花も見られた。
片付けて、3時半ごろ帰途。橋本駅で自動車から降りた人が後ろ側の自動車と接触。ヒヤッとしたが、幸いにけがはなし。そして反省会。
報告者:坂場 光雄(フォレスト21連絡協議会)