<<フォレスト21さがみの森では、毎月第2土曜日・第4日曜日に定例活動を
実施しています。森林での林業体験や自然観察などにご関心のある方は、
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【2017.2.11 8:30~16:00 さがみの森定例活動レポート】
2月11日(土)、寒いがよく晴れた。防寒対策をして、出かける。8時30分、橋本駅南口には11名が集合。先にさがみの森の土場に着いたKさんからは、林道には雪が積もっているが、登れたとの連絡がある。山の方は白い。昨日の午後、町田方面では少し雪が降ったが、積もるほどではなかった。
自動車に分乗して、郊外に出ると、畑や住宅の屋根には雪が積もって真っ白。相模原インターチェンジの先の気温計は0℃を示している。風がなく、気温が低いため、枝先まで雪がよく付着してきれい。
林道に入ると、路面に数センチの雪が積もっている。スタッドレスタイヤなので滑らないが、ゆっくりと進む。無事土場に到着。広場のテーブルには雪が積もって、ツララもできている。作業小屋への階段はKさんが雪かきをしておいてくれた。小屋のストーブには火が入って暖かい。
身支度をして、雪の広場で体操。Mさんが音頭を取る。手足を良く伸ばす。今日の参加者は現地集合を含めると13名。晴れているが、枝の雪が舞ってくる。
今日の作業は、枝打ちも予定していたが、樹に付いた雪が落ちてくるので、中止。作業小屋周辺の片付けと尾根付近のヒノキの間伐を行う。
小屋の後ろ側にトタン屋根の下にたくさんのマキが積んであったが、屋根が壊れて、そのままになっていた。屋根がなかった部分のマキはほとんどが腐って、ぼろぼろの状態。屋根の下のマキもシロアリなどに食われてだいぶ劣化している。使えそうなものを取り出し、小屋の脇に積み直す。劣化したマキは、ストーブと移動路で焼却する。最初におき火を作ったので、多少ぬれていてもよく燃える。しかし、火力はない。
間伐班の伐採した間伐木は、雪の上を滑らせて、小屋の脇まで運んできた。雪の上は運びやすそうだ。
12時、小屋の中で昼食。小屋の中は暖かい。持参のおむすびをほおばる。餅を焼く人もいる。土産の干しイモを配る。Mさんは、一夜干しのイカを3杯もってきた。ストーブで焼いて皆さんに配給。塩味とショウユ味。おいしくいただく。
午後も片付けの続き。おおよそ片付いたところで、道具小屋脇に置いてあった長さ5mほどのロゴソールを皆でかついで、小屋裏へ移動。狭い山道を運びあげる。道具小屋の屋根にかかっていたヒノキの枝も、長いノコギリで切り落とす。道具小屋上はすっきりした。テント脇の枯枝も落とす。
風が出て、枝の雪が吹き飛ばされて身体にかかり、冷たい思いもしたが、そうこうするうちに終了。ストーブのおき火は消し壷に入れ、ストーブの焚き口は閉じる。片付けて終礼。
自動車で山を下る。途中の眺望地からみると、白かった木々はすっかり白さが消えている。林道の路面の雪は残ったままなので、ゆっくりと下る。日陰にはまだ雪が残っている。風は冷たい。
林道を抜けると、今日は自動車交通量が少なく、順調に進んで橋本駅に16時過ぎに帰着。いつもの居酒屋で反省会。寒いけれど冷たいビールで乾杯。焼酎で暖まりました
報告者:坂場 光雄(フォレスト21連絡協議会)