森づくりフォーラム・ニュース

2025年10月8日 イベントお知らせ森林と社会と暮らし

2025年11月12日(水)「広がる木の街と森との距離〜木材的建築のすすめ〜」

お申し込みはこちらから

  • 実施日程:2025年11月12日(水)19:30~21:00
  • 参加費 : 一般・学生500円 / 森づくりフォーラム会員:無料
  • 参加方法:Zoomウェビナー配信

    ※お申し込みいただいた方には、後日URLをご案内いたします。

    ※アーカイブ視聴可能

    近年、「ウッド・チェンジ」の呼びかけや制度改正の
    追い風を受けて、都市部では中大規模木造建築が急速
    に広がっています。

    大阪・関西万博の「木のリング」や日本館、役場や
    学校、さらには民間のビルまで、街の景色に木の建築
    が増えてきました。

    こうした背景には、新しい工法や建材の登場、
    法改正などによる「木を使いやすくなった社会」の
    変化があります。

    今回の講座では、日建設計「Nikken Wood Lab」
    トップの 大庭拓也さんをお迎えします。
    大庭さんは、有明体操競技場、選手村ビレッジプラザ、
    昭和学院小学校ウエスト館など、数々の代表的な木造
    建築を手がけてきた設計士です。

    また、都市の大規模建築だけでなく、「つな木」という
    人の手で組み立てられる小さな木質ユニットも開発。
    大きな建築から身近な木の空間まで幅広く取り組み
    ながら、近年は「木材的建築」という新しい考えを
    提唱しています。

    そして、彼が森に足を運び、林業地や木材産地の人々と
    交流するなかで生まれた問いがあります。

    「僕は森に愛があるけれど、森の人は都市に愛を
    感じているのだろうか?」

    森づくりフォーラムでは2015年から連続講座
    「森から人へ 人から森へ」を開催してきました。
    10年目を迎える今年からは、コミュニティ講座
    『MORI TO HITO』 としてリニューアルします。

    その第1回となる今回は、大庭さんとともに
    「広がる木の街」と「森」との距離感を見つめ直し、
    木造建築が描くこれからの都市と森の関係を考えます。

申し込み https://mokuzaikenchiku.peatix.com/view

話題提供
出演者

 

 

 

<ゲストスピーカー>
大庭 拓也さん
テックデザイングループ Nikken Wood Lab(NWL) ダイレクター

ウッドスケープアーキテクト。1982年福岡県北九州市生まれ。東京工業大学大学院建築学専攻修了後、日建設計に入社。「つくればつくるほど生命にとって
良い建築」を自身のマニフェストとし、建築・都市の木質化に従事。最近では森林(もり)と都市(まち)の新しい関係を見いだす「つな木」プロジェクトを
推進中。日本建築学会作品選集新人賞、農林水産大臣賞、環境大臣賞、林野庁長官賞、ウッドデザイン賞などを受賞。
テレビ東京「未来シティ研究所」、BS TBS「宇賀なつみの そこ教えて!」、TBSラジオ「ACTION」など多数のメディアに活動が取り上げられる。

【聞き手】
成田 陸さん
株式会社日本林業調査会 「林政ニュース」編集部。1996年生まれ。東京農業大学卒。大学時代に1年間休学して、日本各地の林業地や山村を巡る。卒業後は、業界誌「林政ニュース」を発行する日本
林業調査会に就職。現在、日本各地で林業、製材、製品製造、木造・木質建築、木質バイオマスなど多岐にわたり取材・記事作成を行う。

 

主 催

連続講座「MORI TO HITO」 第1回
森づくり政策市民研究会 / NPO法人森づくりフォーラム
★本イベントは令和7年度「緑と水の森林ファンド」助成を受けて実施します。

★森と未来を一緒につくりませんか?
森づくりフォーラムは、「森とともに暮らす社会」つくる仲間を募集しています。
入会のご案内

※会員の皆さまには、当法人主催イベントの割引や、講座・シンポジウムの記録をまとめた冊子・活動のレポート等をお渡ししております。